【バクチス通信】近年注目のエイジングケア成分「バクチオール」とは?
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みなさんは「バクチオール」をご存じでしょうか?
バクチオールは近年アメリカをはじめとして、美容の専門家たちに注目されているエイジングケア成分です。
すでに日本でも美容に高い関心を持つ女性たちの間で話題となっていますが、「次世代型レチノール」として2021年からさらに日本でも注目を集める期待の成分といわれています。
そんな話題のバクチオールですが、どのような効果があるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
美容業界で注目を集めるバクチオールの成分説明と、メリット・デメリットを詳しくご紹介します。
※この記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたお手入れのこと
バクチオールってどんな成分?
バクチオールは、インドの伝統医学「アユールヴェーダ」で長年使用されている歴史あるオランダビユというマメ科の植物の種から採れる植物性成分です。
バクチオールは、年齢に応じたお手入れができるとされるレチノールと働きがよく似ています。
それではバクチオールに期待される効果についてご紹介します。
・肌のハリ感を与える
・乾燥による小じわやシワ、たるみなどを目立たなくする
・健康的な肌に整え、明るい印象に導く
その他にもニキビに関しては、サリチル酸や過酸化ベンゾイルとの互換性があると論文で発表されており抗炎症・抗菌作用も期待できるのです。
では、なぜ同じような効果が期待されるレチノールがすでに多くのスキンケアアイテムに配合されているのに、ここ最近バクチオールが注目を浴びているのでしょうか。
それには理由があります。
レチノールは肌に刺激を与えてしまう可能性があることから、使用した後は紫外線を浴びないなど取り扱いに注意が必要です。
一方バクチオールは、レチノールのデメリットとされる点をクリアしており、日中でも使用可能ということから注目されています。
バクチオールのメリット
ここではレチノールの特性と比較をしながら、バクチオールのメリットをご紹介します。
1.日中も夜も一日を通していつでも使える
バクチオールの最大のメリットは、朝から夜まで一日を通して使えることです。
レチノールは、熱や紫外線・酸素に弱く不安定であるため、日中のお手入れで使うことができません。
一方、バクチオールは成分が安定しており紫外線にも強いため、日中の外出前や夜など時間帯を選ばず一日を通して使うことができます。
2.皮膚への刺激や負担が少ない
レチノールは敏感肌の方が使用すると皮が剥けたり、赤みが出ることがあります。
バクチオールは成分の説明でお伝えしたとおり、マメ科の植物オランダビユから抽出した植物由来成分で肌馴染みがよいため、過去に化粧品を使用して肌トラブルを起こした方や敏感肌、乾燥肌の方にも使いやすいのが特徴です。
3.抗菌作用・抗炎症作用が期待できる
バクチオールはレチノール様作用があるだけではなく、抗菌作用や抗炎症作用を期待することができるため、肌を健やかに保つことができるのもメリットの一つといえます。
バクチオールのデメリット
一日を通して使用できるバクチオールですがデメリットもあります。
次にバクチオールのデメリットをご紹介します。
1.肌トラブルが起こる可能性がある
バクチオールは植物由来の成分であるため肌への刺激は少ないのですが、稀に肌トラブルを起こしてしまう方がいます。
敏感肌の方は新しい成分を試す際にパッチテストなどを行う方もいらっしゃると思いますが、念のためバクチオールを使用際する際にもパッチテストを行い、自分に合うかどうかを判断することが大切です。
2.効果を実感するまでに時間がかかる
レチノールは肌への刺激が強い一方で、即効性があるため早くに効果を実感する方が多いです。
しかしバクチオールは植物由来のマイルドな成分であるため、レチノールのような即効性はありません。
バクチオールはゆっくりと肌を土台から整えるようなイメージであるため、効果を実感できるまでに時間がかかります。
「次世代型レチノール」と話題になっていることもあり、レチノールのように短時間で効果を実感したい方にとってはデメリットになるかもしれません。
注目!朝晩使える話題の美容成分バクチオール
「肌を健やかに保ちたい」
「肌のハリや乾燥が気になる」
こうした肌の悩みを抱えながらも敏感肌であるために、これまでレチノールを使用することができなかった方はバクチオールがおすすめです。
お肌のお手入れは短時間で結果を求めるよりも、肌の土台から整えることが大切です。
「肌へのダメージが大きいから」
「成分の特性上、夜しか使えない」
こうした理由からいままで新しい化粧品に挑戦できなかった方。
気になる肌悩みは肌への負担をできるだけかけずに、そして少しでも早く効果を実感したいですよね。朝晩、一日を通して肌悩みにアプローチできるバクチオール。
日本で人気が出ると注目されるバクチオールを一足先に知ることで、肌悩みと少しでも早くサヨナラしましょう!